より良いプログラムを書くために

良いプログラムとは,単に誤りなく目的の機能を実行できることだけではなく,次のような特徴を持ったプログラムである.

これらにより,プログラムの改良や保守が容易になるとともに,プログラムの再利用を促進することができる.

プログラム構造 プログラムの移植性
コードの実行効率 コーディングスタイル

プログラム構造

プログラムの移植性

移植性に関する問題

C言語の移植性に関する主要な問題は以下のものである.

移植性を良くするために

システム依存性

以下に示すようなマシンやOSに依存した機能は移植性を持たない.これらの機能を使う場合は,システムに依存している部分を明確にするとともに,移植を考慮してコードを注意深く書かねばならない.

コードの実行効率

コーディングスタイル

コーディングスタイルの選択の多くは任意なものである.重要な点は少なくとも1つのプログラムシステム内では統一的なスタイルを用いることである.

コーディングスタイルの中で,インデントや空白の数などはソースプログラムの整形ツール(indentなど)を用いることにより自動的に統一することができる. しかし,整形ツールは構文的に完全に正しいプログラムに対してのみ適用可能であり,プログラムの作成中におけるスタイルの統一による構文エラーの発見や修整のし易さの向上などには役に立たない.整形ツールはプログラムが完成した段階で最終的なコーディングスタイルの統一を図るために適用し,規模の測定や保守対象用のソースコードを作成するのには利用できる.なお,emacsなどの自動的にインデンテーションを行なえるエディタを使ってコーディングするのも有効な方法である.

ここでは,コーディングスタイルの内,整形ツールなどでは対応できない部分を中心にコーディングスタイルの指針を示す.

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