エラーを起こさないために

C 言語でプログラムをする際の間違え易い点,注意すべき点について示す. なお,C 言語の文法としてはANSI C を基準として考える.

ANSI C 標準は1989年12月14日に "ANSI‐プログラム言語 C, X3.159-1989"として制定され,1990年春に出版された.この標準は国際標準 ISO/IEC 9899:1990 として採用されている(通称 C90).

その後,1999年12月にISOで規格の改定が行われ ISO/IEC 9899:1999(E) Programming Language--C (Second Edition) が制定された(通称 C99).さらに,2011年に ISO/IEC 9899:2011 (通称 C11) が発行されている.

ここでは,C90 の規格をベースに留意すべき点を挙げる.

データ型,演算子,式

ブール式と変数

浮動小数点

宣言

制御構文

関数とプログラム構造

初期化

プリプロセッサ

ポインタと配列

NULLポインタ

C言語においては,各ポインタ型に対して"nullポインタ"とよばれる特別な値が定義されている.この値は他の全てのポインタ値とは区別され,どのようなオブジェクトも指さないものである.演算子 & は,nullポインタを決して生成しないことを意味する.

配列

メモリの確保

構造体

構造体,共用体,列挙型

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