メッセージエンコード
機能概要
鍵共有用の鍵導出関数 (補助メソッド 参照)，および公開鍵暗号スキームで用いられる暗号化のためのメッセージエンコーディング (Message-Encoding Methods for Encryption) を行う Javaプログラムです ( メッセージエンコーディング 参照)
MessageEncode クラス
メッセージのエンコードを行う抽象クラス (Blanclux.crypto.MessageEncode) です．ソースプログラムは，MessageEncode.java です．
MessageEncode クラスは，以下のメソッドを持ちます．
- MessageEncode(String alg)
コンストラクタ． alg はエンコードのアルゴリズム名である． - String getAlgorithm()
アルゴリズム名を返す． - void setParameter(Object parameter)
アルゴリズムに固有なパラメータを設定する． - Object getParameter()
アルゴリズム固有のパラメータを返す． - void init(int length)
エンコード長 (ビット長) を設定する． - void init(MessageDigest digest)
エンコードに使うダイジェスト関数を指定する． - MessageDigest getMessageDigest()
エンコードに使うダイジェスト関数を返す． - int getEncodeLen()
エンコード長 (ビット長) を返す． - abstract byte[] encode(byte[] src)
入力バイト列 src をエンコードした結果を返す． - abstract byte[] decode(byte[] enc)
エンコード入力バイト列 enc のデコード結果を返す． - static MessageEncode getInstance(String algorithm)
指定されたアルゴリズム名の MessageEncode クラスを返す．
エンコードクラス
MessageEncode クラスを継承したクラスであり，個々のエンコードアルゴリズムを実装したクラスです（Blanclux.crypto.encode パッケージ）．
- MGF1 クラス
鍵導出関数 MGF1 (KDF1) を実現するクラスです．ソースプログラムは，MGF1.java です．アルゴリズム名は，"MGF1" です．
入力バイト列から， init メソッドで指定された長さのバイト列を生成します．- MGF1()
コンストラクタ．ダイジェスト関数として SHA-1 が使われます． - decode メソッドは無効です．
- MGF1()
- KDF3 クラス
鍵導出関数 KDF3 を実現するクラスです．ソースプログラムは，KDF3.java です．アルゴリズム名は，"KDF3" です．
入力バイト列から， init メソッドで指定された長さのバイト列を生成します．- KDF3()
コンストラクタ．ダイジェスト関数として SHA-1 が使われます． - decode メソッドは無効です．
- KDF3()
- EME1 クラス
メッセージエンコード関数 EME1 を実現するクラスです．ソースプログラムは，EME1.java です．アルゴリズム名は，"EME1" です．
入力バイト列をエンコードし， init メソッドで指定された長さのバイト列を生成します．また，入力エンコードバイト列をデコードします．- EME1()
コンストラクタ．ダイジェスト関数として SHA-1 が使われます．
- EME1()
- EME2 クラス
メッセージエンコード関数 EME2 を実現するクラスです．ソースプログラムは，EME2.java です．アルゴリズム名は，"EME2" です．
入力バイト列をエンコードし， init メソッドで指定された長さのバイト列を生成します．また，入力エンコードバイト列をデコードします．- EME2()
コンストラクタ．ダイジェスト関数として SHA-1 が使われます．
- EME2()
- EME3 クラス
メッセージエンコード関数 EME3 を実現するクラスです．ソースプログラムは，EME3.java です．アルゴリズム名は，"EME3" です．
入力バイト列をエンコードし， init メソッドで指定された長さのバイト列を生成します．また，入力エンコードバイト列をデコードします．- EME3()
コンストラクタ．ダイジェスト関数として SHA-1 が使われます．
- EME3()
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