セキュリティソフト

セキュリティソフトとは

セキュリティソフトとは,コンピュータをインターネット上の脅威から守り,安全性を高めるソフトウェアの総称である.ウイルスやワームなどの悪意のあるソフトウェア(マルウェア)の感染を阻止したり,感染したウイルスなどを除去したりするアンチウイルスソフト,ネットワークを介した攻撃や侵入を防ぐファイアウォールソフトなどがある.

現在,コンピュータを保護する役割は,ウイルス対策だけでなくフィルタリングや個人情報漏洩防止など様々なことに求められており,コンピュータを所持する際にはセキュリティソフトは欠かすことのできないものとなっている.

セキュリティソフトが対象とする機能は,次のようなものである.

セキュリティソフトには,上記の全ての機能を持つもの(統合型セキュリティソフト)や,個別の機能に特化したものなどがある.

セキュリティソフトの動作

セキュリティソフトは,一般にコンピュータ内のファイル,プロセス,メール送受信,ネットワーク動作等を監視するプログラムであるスキャンエンジンとウイルス,スパムメール,有害サイト,ネットワーク攻撃といった攻撃方法の特徴を記述している定義ファイル (パターンファイル) から構成されている.

セキュリティソフトは,スキャンエンジンが定義ファイルを参照し脅威の有無を判断しながら動作する. このため,定義ファイルの定期的な更新が必要になる.定義ファイルが更新されないと,常に発生している新しいセキュリティ脅威には対処できなくなる.

脅威が発見された場合は,駆除ができれば駆除を行い,駆除ができなければ感染元(感染ファイルなど)の隔離や削除などを行う.

セキュリティソフトの選択ポイント

メール対策機能

不正侵入対策

その他の対策

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