OpenSSL 1.1.0 の仕様変更点

概要

OpenSSL 1.1.0 は、OpenSSL 1.0.2系に機能を追加し,脆弱性のある暗号のサポートや古いプラットフォームへの対応を終了したバージョンです.また,OpenSSL 1.1.0 では,OpenSSL 1.0.2系の幾つかの API に仕様変更があるため,1.0.2 以前のコードは 1.1.0 以降では修正が必要になる場合があります.ここでは,暗号関係の仕様変更点を示します.( OpenSSL_1.1.0_Changes 参照)

API 変更の主な目的は,内部データ構造をアプリケーションから不可視にし,データ構造を隠蔽することです.

1.1.0 対応への修正

OpenSSL 1.0.2 以前のソースコードを 1.1.0 以降に対応させるための必要な変更点を示す

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