PARI/GP 関数

PARI/GPの利用方法

GP の起動は,コマンド "gp" による. 起動すると,行頭に "gp >" と GP のプロンプトが表示される. プロンプト "gp >" のあとに計算させたい数式や関数(引数つきのコマンド)を入力し,Enterキーを押すと,GP は "%(番号)=" の後に答を表示する.

GP の主な共通的なコマンドを示す.

PARI/GPの関数

PARI/GP の関数群は,用途に応じて次のように分類されている.

  1. Standard monadic or dyadic OPERATORS (単項,2項演算子)
  2. CONVERSIONS and similar elementary functions (変換に関する関数)
  3. TRANSCENDENTAL functions(超越関数の数値的な計算)
  4. NUMBER THEORETICAL functions(数論に関する関数)
  5. Functions related to ELLIPTIC CURVES(楕円曲線に関する関数)
  6. Functions related to general NUMBER FIELDS(一般の代数体に関する関数)
  7. POLYNOMIALS and power series(多項式、巾級数に関する関数)
  8. Vectors, matrices, LINEAR ALGEBRA and sets(ベクトル、線形代数に関する関数)
  9. SUMS, products, integrals and similar functions(和、積、積分など)
  10. GRAPHIC functions(グラフィック・プロッティングに関する関数)

コマンド "? n" で,上記のの第 n (1~10) グループの関数一覧が表示される. また,n = 0 とすると,ユーザの定義した関数が表示される.

PARI/GP の暗号関係の演算に利用できる関数(コマンド)群を示す.

inserted by FC2 system